夢見るひび

粘り強く、情熱的に

愛すべき彼について

こんばんは、りこです。

思い立って、はてなブログを開設してみました。



記念すべき?一回目の記事ということで、いまわたしの中をいっぱいにしている「愛すべき、22歳のやさしい男の子」との出会いについてまとめてみようと思います。


ジャニーズWESTのセンター、重岡大毅くんについてのお話です。



もともと、私は嵐の二宮くんを自担に据えてきました。それは今でも変わっていません。こちらの出会いはここでは割愛しますが、当時(2010年の夏)絶好調超だった嵐すらろくに知らなかった私を180度変えてくれたのがニノです。それから他のジャニーズもたくさん知りましたし好きだな〜と思った子もいましたが、私の中で純度100%の熱を注げるアイドルはニノ(というか嵐)だけでした。


そんな私ですが、2013年、大学受験をきっかけにヲタ卒をしかけました。

毎日勉強勉強で、テレビを観る暇もない日々。嵐のバラエティ番組を録画しても観切れず、家族共用のレコーダーに溜めておくこともできなくて再生しないまま消す。音楽番組だけはたまに観る。シングルもアルバムもDVDもついて行けない。Breathless/Callingは買ったものの封を開けないまま。

正直、終わりかなあ、と思いました。嵐は大好きだしできれば受験が終わったら戻りたいけど、コンサートにも行ってみたいけど(ワクワク学校は入りましたがコンサートは今でも映像のなかだけの世界です)、受験で燃え尽きた私が熱を取り戻すことなんてできるのかな…とそんな風に思ってました。



そして、2014年5月19日。

無事受験を終え大学に入学した私は、この日神山担の友達に誘われてジャニーズWESTのコンサート「なにわともあれ、ほんまにありがとう! in TOKYO」に入ることが決まっていました。

この年のあのカウントダウンコンサートをリアルタイムで観ていた私はもともと照史くんのお顔が好きで気になっていたため、友達の誘いに軽い気持ちで乗ってみました。ちなみにカウコンで名前を知ったときは照史くんのことを本当に「てるしくん」だと思ってました。ごめんなさい。

照史くんの横にいたあの子が数か月後に自担になろうとは、まさか夢にも思っていなかったわけです。


そんなこんなでMステでのええじゃないかの予習、振りの軽い確認を経て、電車内で友達にメンバーの特徴と名前について教えてもらいながらかの新橋演舞場に向かいました。

ジャニーズWESTのファンの方々の印象は、「コスプレしてる人がいない!」でした。嵐の現場しか知らなかったので、赤いアメリカンポリスや怪物くんのいる風景に慣れていたのです…カルチャーショックだった…。

物販に並ぶ友達に「私はグッズはいいや」と告げ、入った席は3階の2列目。そこそこ遠いけど、東京ドームの2階席よりは断然近い。

まだバイトも始めていない身にお高いチケット代は痛かったけど、楽しめればいいな。なんて思いながら身構えずいたら、開幕したのです。

そりゃあもう、虹色の夢のようなステージでした。


ジャニーズWESTの第一印象は、歌が上手いグループ。照史くんがメインボーカルなのは知ってたけど、ソロで歌い始める人みんなが上手い!ダンスもかっこいい!こんな凄い子たちがいたのか!とびっくりしました。

コンサートはじめ、案の定照史くんばかりを目で追ってました。わりとメンバーカラーの入った衣装を着ている時間が長かった(と思う)ので他のメンバーもかろうじて「あれがお淳太様かな?」「あの緑の子が神山くん?」と認識できたのですが、いかんせん照史くんのシルエットはわかりやすいので……(笑)

しかしそんな中、赤いストールを巻いた黒髪の子に目を奪われている自分に気づきました。

照史くんを見つけて、追って、ふと気づくとあの赤い子を見てる。遠いしモニターも無いから表情すらいまいちわからない席で、面白い声の子(これが重岡くんの第一印象です)に釘付けになっていました。


新喜劇コントが終わる頃にはメンバーの名前とカラー、ええじゃないかの振りを完璧に覚え、あれよあれよと時は進み、最後の曲だったかな、Rainbow dreamが流れ始めました。ああもう終わってしまうんだな、楽しかったなあ。夢の終わりに浸りながら、高揚した気持ちでイントロを聴いていました。

そして。

曲の途中、赤い衣装を着た男の子が、ステージのまんなかで、人差し指を高く掲げました。

ぴんと伸びたその指のさきを見て、あ、好きになる、と思いました。

ファンサをもらったわけでも、その男の子がなにか痺れる言葉を発したわけでもありませんでした。でも、なんでか自分でもわからないけど、その瞬間でした。

私は重岡大毅くんのファンになりました。


コンサートが終わって最初の一言は、隣の友達に向かって「この子たちにお金を遣いたい」。

物販に並び、照史くんと重岡くんのフォトセットを買いました。グッズは買わないと言っていたのに! 友達にも笑われました! まさかこんなにあっさりハマるなんて!

そこから照史くんと重岡くんで推し揺れした期間が少しあったんですけど、気づいたら推しを通り越して担当になってました。驚くほどすんなりと、重岡くんを自担という位置に据えていました。



あれから、もうすぐ半年が経とうとしています。

まだ半年、もう半年です。あっという間の、濃い半年でした。この間にアルバムを初回通常どちらも買ったり、舞台に重岡くんだけ出演しないことを知ってファミレスで打ちのめされたり、リリースパーティーに行って重岡くんのうちわを持ったり、ごめんね青春!の海老沢ゆずる役が決まって日々開示される情報に沸いたり、シングルCDを全種買いしたり、ジャニショでセット買いしたり…はじめてのことがたくさんありました。楽しいことばかりでした。

関西ジャニーズJr.だった重岡くんを応援することはできなかったけど、これからのジャニーズWESTの重岡くんを応援していけることがたまらなく嬉しいです。


ジャニーズWESTにはまったことにより嵐の熱も幾分か取り戻し(これはアラフェス2013のおかげでもあります)、現状として、私はニノと重岡くんの掛け持ちをしています。

もしかしたら今後降りるかもしれないし、降りないかもしれない。別の誰かをふたり以上に好きになる可能性だってある。どうなるかわからないけど、今のところはこのままで行くつもりです。ふたりが特別で、いちばんで、大好きです。



最後に。


突き抜けた"陽"と、それと対比するだけの"隠"も持ちあわせる。愛すべき、22歳のやさしい男の子。

(TVガイドPERSON  vol.26)


わたしはこの子のファンです。


f:id:flor_rk:20141024000909j:plain