拝啓、海老沢ゆずるくん
そして、重岡大毅くん。
今日、重岡くんの初ゴールデンタイム出演ドラマである『ごめんね青春!』が最終回を迎えましたね。
2014年8月31日に重岡くんがこのドラマに出演すると報じられてから、約4ヶ月。放送開始からは約3ヶ月。驚くほどあっという間でした。初回を心待ちにしていたあの頃が懐かしいのと同時に、なんだかつい先日のことのように感じます。
重岡くんはこの夏、松竹座と日生劇場で公演されたジャニーズWESTの舞台『台風n dreamer』に出演しませんでした。最初に『重岡大毅は都合により出演いたしません』という米印付きのメールが情報局から来たときはファミレスで打ちひしがれたことを覚えています。なんで?重岡くん歯医者?2ヶ月も通うの?ってツイッターも騒然としました。最終的にエッセイでも執筆しているのでは?という仮説を立て、重岡くんのなにわぶ誌を読んでそりゃねーわと打ち消したものです。
重岡くんが真ん中にいないジャニーズWESTは寂しかった。6人のパフォーマンスは素晴らしいのに、何かが足りないって思ってしまった。重岡くんが7人での仕事よりも別のなにかを優先したのかと思って、すこし切なかった。でも、重岡くんはすごく大きな、7人のこれからにも繋がるであろうお仕事を決めていたんですね。
海老沢ゆずるくん。名前を知ったあの日からずっと、あなたは特別な存在です。
初回が放送されたのは、10月12日。
クドカン脚本!重岡くんの先輩である錦戸亮くん主演!他にも豪華役者陣勢ぞろい!こんななか、重岡くんの出番はどれだけあるのか・・・とドキドキしながらテレビの前に正座しました。学ランが紫だったり、合併する男子校の生徒だったり、キタキタGカップだったり、秘密交際中だったり、ふつうの男の子だったり、海老沢くんに関しては少しずつ情報が開示されていたものの、どこか実態を掴めずにいました。
蓋を開けてみれば、海老沢くん、喋る喋る。これは準主役と言ってもいいのでは!?と大騒ぎするくらいの活躍っぷり。テレビにかじりつき、CMに入るたびに「ゆずる」としか呟けませんでした。
その日はじめて出会った海老沢ゆずるくんは、男子校の友達と騒ぎ、Gカップに沸き、かわいい彼女を「あまりん」と呼び、けれど強引さに欠けた、クセの強い生徒たちのなかでも等身大の、それこそ一番ふつうで、私にとっては一番いとおしい男の子でした。
それからずうーっと、毎週毎週会う海老沢くんにたくさんの笑顔と元気をもらってきました。
川に落とされたり、女子高キャラのあまりんにぶちキレられたり、からくり人形って呼ばれたり(後の海老沢の代名詞である)、「あまりんしか見てねーし!」って叫んだり(大量のvineがTLに流れる)、振ったコーラをあまりんにかける真似をしたり(後にこの演技がアドリブだとわかり重岡担に限らず騒然とする)、駆け落ちしたり(このときふたりが入ったラブホが秒単位でツイッターで特定される)、あまりんに振られたり(次の男は隣の席の大木なんじゃないか、いや会長じゃないかと予想が飛び交う)、中井さんに乗り換えたり(「海老沢にも問題あったんじゃないの」と言われたときの顔が可愛すぎた)、あまりんと中井さんでふらふらしたり、駅伝に出たり(このときのジャージ姿がイケメンすぎて涙が引っ込む)、三角関係すらモテ期と勘違いしたり、「ちゃんとするよ!」って叫んだり、転校すると決まった中井さんに切ない目を向けたり、甲高い声をヤカンって呼ばれたり、エビアングレイだったり、エスカレーターに乗れなかったり。こうやってざっと書き出しただけでも、いろんなことがありましたね。濃密な3ヶ月だったなあと改めて思います。
そしてさすがクドカン、海老沢くんが出ていないときも面白くて、6話を過ぎたあたりから私の携帯のカメラロールに錦戸くんの画像がごそっと増えたんですけど、そこは割愛します。中井さんの淡い恋も、蜂矢先生の強くてひたむきな愛も、ビルと古井の可愛いカップルも、クイズコンビのお似合いっぷりも、半田村井の純粋さも、ほかの生徒や先生たちのキャラの濃さ、細かいネタ、いじらしさ。主人公である原平助の、痛いくらいまっすぐな、やさしくて、情けない人柄。どれを取っても、最高でした。胸を張って言えます。このドラマは、最高傑作です。
重岡くん。ごめんね青春!公式FBやインスタグラムやツイッターを見る限り、とても楽しくて刺激の多い現場だったのだろうと思います。オールスター感謝祭で1位を取ってカメラを独占したときも、音楽番組に出てネットで「あれ海老沢じゃない?」って騒がれていたときも、ファンとしてとても嬉しかったです。こう言うのが正しいのかどうかはわからないけど、たくさん、たくさん、頑張ってくれてありがとう。撮影お疲れさまでした。こんな素晴らしい作品に重岡くんが出演したことが嬉しくて嬉しくてしょうがないです。オーディションで生徒役を、海老沢ゆずる役を勝ち取ってくれて、ありがとう。今更になってしまうけど、ほんとうにおめでとう。
海老沢くん。今日で、お別れです。神様からレンタルしていた、最高に楽しい青春という時間を、私も海老沢くんも返却しなくてはならないみたいです。この3ヶ月間、笑ったり、悔しがったり、悲しんだり、怒ったり、でれでれしたり、歌ったり、たくさんの顔を見せてくれてありがとう。海老沢くんを好きになって、あたらしい好きの理由を見つける毎週日曜日はとても楽しかったです。ノー天気なところも、あほなところも、女の子に弱いところも、寒いところも、やっぱりあまりんに収まっちゃうところも、ぜんぶぜんぶ愛おしかった。大好きです。聖駿高校、卒業おめでとう!
すごくさみしいけど、この『ごめんね青春!』という作品に出会えたこと、笑って最終回を迎えられたことを幸せに思います。
切ないほどに輝かしい、きららかな青春をありがとう!
敬具
追伸。
私もこれから買うDVDBOXとシナリオブック、そして主題歌CDの販促をしておきます。
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あー、面白かった!