夢見るひび

粘り強く、情熱的に

始まりのステージ

「みんな、ここに大好きなひとに会いに来たんでしょ!?」

 

これは1月6日2部の冒頭挨拶で濱田くんがくれた言葉です。

そうです、会いに行ってきました。いちばん最初に挨拶して衣装替えのためにもうステージからはけている、世界一大好きな「ハッピー振りまくお調子者」に。そして、たくさんたくさん考えてこの場所を作り上げてくれたであろう、世界一大好きなグループに。

もう1ヶ月が経とうとしていますが、1月2日、3日1部に横浜アリーナ、1月6日両部に大阪城ホールへ行って観てきた、ジャニーズWESTの1stコンサート『一発めぇぇぇぇぇぇぇ!!』の話をします。

 

 

まず、開催発表から初日の幕が上がるまでに私のなかでコンサートへの期待が天井知らずに上がっていました。だって、ファーストコンサートだったから。ジャニーズWESTにとってもファーストだけど、今年に入って本格的にジャニーズの現場へ足を運ぶようになった私にとってもファーストだったから!

ペンライトはどんな形かな、衣装は何種類どんなものを着てくれるのかな、セットリストにあの曲は入っているかな、1曲目はやっぱりええじゃないかかな、会場内の構成はどんな感じかな、そもそもいつも映像で観るだけだったコンサートって実際にその場にいたらどういうものなんだろう・・・。

想像は尽きなくて、ジャニーズWESTが見せてくれるものが楽しみで楽しみで、期待しすぎて不安になるくらいでした。これだけハードルをあげてしまって、あんまり楽しくなかったらどうしよう、好きの気持ちが減ることになったらどうしよう、なんて失礼なことを考えたりして。メンバーはコンサート直前のラジオやweb連載で「期待してくれて大丈夫なんで!」「自信満々です!」みたいなことを口々に言っていたし、ほんとうに大丈夫?あなたたちが考えてるその何倍もこっちは期待してるよ?と心配になってしまいました。

そんな不安や緊張を見事に吹っ飛ばされたのが初日、一発めぇのまさしく一発目。1月2日の横浜アリーナです。強気な言葉たちははったりじゃなかった。私の大好きな人たちが用意してくれたコンサートは、私のハードルなんて飛び越えるどころか粉々に壊してくれました。

 

ここで、一発めぇで特に好きだったところを箇条書きで並べてみます。

・ええじゃないかでメインステージに登場し、先陣を切ってセンターステージに向かって花道を爆走する重岡くん

・冒頭挨拶の「重岡大毅でえええす!!」。震えた。生きてた。

・「ヘイ、ジャスミーン!やっと会えたね!」こんな声だったっけ!?と戸惑った淳太くんの冒頭挨拶。中身は完全に私の知る淳太くんだった。

・メンバー紹介ラップに入る際の濱田くんの「ほないこかー」

・言わずもがな「WEST不動の癒しセンター」しげうさぎ(オーラスで羊の被り物で出てきたときは胃袋ひっくり返るかと思った)

・椅子に腰掛けワイングラス片手に毛皮羽織って登場する中間淳太

・前傾姿勢で大きくリズムを刻みながら淳太様を紹介するしげうさぎ(耳が揺れている)

・照史「こたき~のぞ~~む~~~~!!!」

・濱田くんのBreak Out!の曲振り

・淳太くんの嘲笑う声を聞くために息をひそめて静かになる会場

・BO「欲望を」の小瀧望くんかっこよすぎ事件

・たぶん3日1部重岡ママの登場一言「うちの息子に惚れてるやろ?」

・初日ではボロボロだったが6日オーラスともなると向上していた中間ママのチャリ運転技術(でも手を振る姿はぎこちないし黄金のチャリに乗った際は要介護対象)

・手に持ってるカメラを自分に向ける向井康二くん(そして沸く会場)

・MCコーナーですぐ上着を脱いで汗を拭きおそらく立ち位置があるにも関わらずステージ上をちょろちょろ歩き回るしげおかだいきくん(22)

・初日、ステージの照明もすべて消して真っ暗闇にコテ型ペンライトの淡い光だけが灯っていたあの景色と、その中に響く「うおー!」「きれい!」というジャニーズWESTの声

・ズンドコパラダイス「俺らの明日はどっちだ!?」の神山くん歌上手すぎる(早く音楽番組で披露して世間に知らしめてほしい)

・ズンドコ重岡くんソロパート「ズバッといきましょうっ」で上がる語尾

・重岡「言ったじゃないか!!!」(何万回も妄想したWESTによる言ったじゃないかが実現し、初日ここいちばん叫んだ)

・照史濱田神山による愛のかたまり(特に照史くんの「あたし」の言い方)

・その先へ・・・大サビソロで真っ暗な会場でスポットライトとペンライトの光だけを受けて歌っている重岡くん

・流星センターのSUPERSTAR

・criminal終わりにモニターに抜かれる重岡くん(特に初日はいたずらが成功した子どもみたいににやっと笑ってて最高だった)

・バンバンッ!!冒頭ソロ。濱田くんの「皆さん、人差し指をあげてください!」。指を高く掲げる重岡くん以外のメンバーとファン。高音が出しづらそうだったけど、大切そうに、しっかりと歌う重岡くん。

・照史「みんな、これからも俺たちのいちばん近くにいてくれる? 俺たちと最高の景色見てくれる?」

・初日からオーラスまで、アイドルだから当たり前だと言われたらそれまでだけど、ほんとうに楽しそうに愛おしそうに笑って歌って踊っていた7人

 

大好きなひとたちのコンサートに行って、まんまと大好きを更新して帰ってきたというわけです。衝撃と、感動と、高揚と、幸福と。すべてが詰め込まれたステージでした。これから長い長い未来を進んでいくジャニーズWESTの一発目に携われたことが幸せです。

待ち焦がれていたファーストコンサートが終わってしまったことはさみしかったけれど、次もあるんだって思えました。オーラスの最後で神山くんが言っていたように、「これは始まりのための終わり」で、すべてが消えてしまうわけじゃない。次に、そしてまたその次につながっていく。今回が楽しすぎたからまた次も期待して不安になってしまう気がするけど、あの7人ならそれを越えてきてくれると信じてます。

あの会場で見た景色を、感じた愛を、伝わった熱を、一生忘れたくない。この感情をまるごと抱えて、私は今日も大好きな7人に夢を見ています。